寒い夜だから…

こんばんは!
23日(水)、24日(木)のクリスマスディナーのご予約、
少しずついいただいています。
お時間帯によってはまだまだ受けつけておりますので、
ご予約お待ちしています!
さて、毎年
「いつから始めるの?」
「今年はやらないの?」
というお問い合わせをいただく件数、
間違いなくナンバーワンのメニューがカスレです。
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オープン当初はグランドメニューにあったのですが、
一年ほどしてからは時たま、主に冬に登場するメニューとなりましたが、
ありがたいことに今もなおファンの多いメニューの一つです。
そもそも、「カスレ」って??という方も少なくは無いかと思われますのです、
少々ご説明を。
カスレとは。
フランスの南西部の郷土料理で、
トマトペーストや玉ねぎ、にんにくをベースとして、
ソーセージや豚肉、鴨のコンフィ、インゲン豆を入れて煮込んで焼き上げる料理です。
ちなみに「カスレ」は、「カスーレット(cassole)」と言われる耐熱性の鍋で作る所から由来しているらしいです。
カスレの元となる料理が生まれたのは、フランスの百年戦争の頃と言われています。
戦火にあえぐカステルノダリーの村人達が、村に残っていたあるだけの食材(豆、豚肉、鶏肉など)を底の深い土鍋に入れて水と油脂で長時間煮込み、
疲弊した兵士たちにふるまったのが始まりとか。
この土鍋がカソールと呼ばれる、伝統的に陶器生産が盛んなこの地域独特の土鍋を用いて作られた料理なので、
“カスレ”という名前がつけられた、
という説が有力らしいです。
長々と書いた割に、どんなものか伝わっている自信はありませんが、
要は、グラタン寄りの煮込みというか、
煮込みとグラタンの中間というか、ハイブリットというか…、
とりあえずおいしいやつです!
お一人の方にはハーフサイズでもご用意できますので、
前菜を一、二品にカスレをハーフサイズで、なんてオーダーもOKです。
皆様のご来店、お待ちしています!