2年前の夏にお出しして以来、

またやりたいなぁと思いつつもコロナなどなどでなかなかできなかったのですが。

僕的には満を持しての登場です。

以前とはだいぶ作り方も変えて、

テクスチャーはさっぱりと、

味わいは深く、のイメージで。

例えるのであれば、

前回が濃厚こってり背脂豚骨だとすると、今回は出汁がしっかり効いた鳥そばってところでしょうか。

作る人も着々と歳を重ねている感が料理にも表れますね…笑

ブイヤベースというと、

沢山の魚介が入った海鮮鍋的なイメージも強いかと思いますが、

本来はスープ！

具材から出た旨味もが溶け込んだスープを楽しむ料理です。

日本で言うあら汁、潮汁ですね。

そこに一役買うのが「ルイユ」。

（画像右上奥です）

卵黄とにんにく、オリーブオイルなどで作る薬味のようなものです。

こちらをパンに塗ってスープに浸したり、スープに直接溶かし込んだりしながら口にするとまた違った美味しさが。

具材は勿論、

スープ、そこにルイユと何段階もで楽しめて、

これだけでワインが2杯は飲めちゃうぜ！といった一皿です。

皆さまのご来店、お待ちしています！