【フィレンツェ茄子のムサカ風】
黒板の前菜メニューのご紹介です。
【フィレンツェ茄子のムサカ風】
“茄子”以外、謎単語が多めかと思われますが…、ざっとお伝えすると”茄子丸ごとグラタン”ってかんじです。
①フィレンツェ茄子とは。
フィレンツェで伝統的に栽培されているぷっくりとした丸い形の茄子で、身が引き締まっていて繊細な肉質が特徴です。
続きまして
②ムサカとは
ギリシャに代表される東地中海沿岸の地域で食されている、
耐熱容器で茄子、羊の挽肉、ベシャメル（ホワイトソース）を重ねて焼き上げるグラタンのようなお料理です。
このムサカはメインディッシュとしてお出しした事もありますが、今回は①のフィレンツェ茄子を器にして、温前菜としてお出ししています。
身をくり抜いてソテーしたフィレンツェ茄子に、トマトとスパイスを効かせたラムのラグーを詰めて、ヨーグルトを加えたベシャメルを重ねてオーブンで焼き上げます。
ベシャメルソースを使いラザニアのように層にして焼くのは、ギリシャ料理にフランス料理のエッセンスを取り入れたスタイルらしく、その逆輸入といったところなのかフランスや他のヨーロッパ各国でもよく食されているようです。
ということで、湿気と暑さに負けないスパイシーなお料理のご案内でした。
皆様のご来店、お待ちしています！
※今週は7/17（日）、18（月）とお休みをいただきます。
